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2009年5月 7日 (木)

大阪の下町を歩く

 淀川区三津屋という、大阪市北部の下町(と言ってよいのだろうか)を歩く。この街に住み込んで「普通のまち」の暮らしをブログで紹介するプロジェクトを学生がやっていて、そのネタ探し&協力の意味で、何人かで一緒に街歩きをしたのである。
 この三津屋、南北に続く商店街を軸に、細い入り組んだ路地や古い長屋などが並ぶ、なかなか面白い街である。こういう街を歩いて、テーマを定めて興味深い部分を探して写真に撮るというのが本日の企画なのだが、面白い部分はいろいろとあってテーマを絞るのが難しい。大阪に暮らしてまだ1年なので、何を見ても面白いと思ってしまう部分もあるし。
 一応普通のまちの生活を伝えることが趣旨なので、生活につながりそうなことを…と思い、初めは「こんなところに住めますよ」という意味で、空室のある賃貸住宅や分譲中の新築住宅を撮っていて、「こんなところにも住めるんだ!」というような面白い住宅が見つかることを期待していたのだが、残念ながらそういう物件はなくて、途中でテーマを変更。結局、路地に多く並ぶ植木や道沿いの小さな庭に咲いた花々を撮ったのだが、こんな狭い地域でこんなに幅広い種類の花がみられるのに驚きつつ、これだと街の雰囲気が伝わらないなあ…ということで、結果的にはちょっと失敗した感じである。花の写真を並べてみると、なかなかよい雰囲気なのだけれど。
 街歩きの終了後は、手分けして商店街で食べ物を買い込んできて、食べながらの発表会。寿司・天ぷらから焼き魚まで、様々な食べ物が並んでなかなか楽しい。狭い商店街の中でこれだけいろいろな食べ物が買えるのだから、さすがは下町の商店街という感じである。

 関東にいる時にもいくつか下町や商店街を歩いたことはあるが、このあたりとはまた雰囲気が違う気がする。より道が狭くて密度が高く、また人の“密度”もより高い気がするというか。単に人が多いとかそういうことではなく、仮に人がその場にいなくても、人の“気配”が強く感じられる気がするのである。路地沿いの家も道にはみ出す植木や庭も、必ずしもきれいに整っているわけではないのだが、その分つくった人の意識みたいなものが感じられて面白い。
 こういう街の面白さは、どのようにすれば伝わるものか、なかなか難しいところである。単に見た目的に変わった部分を紹介しても、それはどちらかといえば「外」から来る人の目線であって、街に暮らす中で見えてくるものではない。一見すると何気ないけれども、よくよく見ると面白いというところをつかめればよいのだが。その辺、大阪暮らしがまだ短い身としては、なかなか表現出来ない部分である。

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(街中でみられた様々な花)

Mitsuya
(商店街で買いそろえた食べ物達)

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コメント

トラックバックありがとうございました!

はみ出しに関しての見解が、すごい興味深かったです。
なっとくです。
はみ出しには、確かにその家の人の気持ちがにじみ出てる気がします。
何もない住宅街より、はみ出しが多いほうが、きれいだし、防犯面でも効果がでるんじゃないかなぁと思いました。

今後もおもしろいのを書けるようにがんばりますので、よろしくおねがいします。。

投稿: watanabe | 2009年5月16日 (土) 01:34

コメントありがとうございました。
(とここで書いて伝わるか分かりませんけど)
あれだけはみ出している街も珍しい気がします。
はみ出し方も独特ですしね。
今後も三津屋の面白い情報、楽しみにしてます。

投稿: fmeno | 2009年5月16日 (土) 23:01

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