2007年2月 1日 (木)

雑誌をめぐる雑感

「SWITCH」2月号に知人が載っているのをみつける。トルコの音楽映画について、ココリコ・田中直樹氏と語っていて、写真でも共演。日本在住歴が長く日本語ペラペラのトルコ人で、文化全般に詳しいから、彼になったのだろうなあ。
・彼にはトルコ調査のたびに大変お世話になっている。あくまでも仕事で行っているので、音楽や映画など現地の文化に触れる機会はあまりないのが残念なのだが、彼に案内してもらえば面白いものが観られそうな気がする。まあ、仕事の合間にいろいろと連れて行ってはもらっていたけども。
・ちなみに彼は映画も撮っていて、コンペで賞ももらっているのだが、映像のテイストは日本的に感じた。古き良き時代の日本映画のような。トルコから来た彼がそんな絵を取るのが面白かった。若干そういう雰囲気を狙いすぎているようにも思ってしまったのだが。
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件の映画であるが、なかなか面白そうである。「音楽ロードムービー」というところが、私の趣味にはまっている。イスタンブールでそういう音楽シーンが観られればよかったのだが、仕事での渡航だし、そもそもイスタンブールにはほとんど滞在出来ていないのだから、仕方ない。この映画で体験することとしよう。
・この映画に出てくるミュージシャンも含めて、6年間トルコに通う間に、CDはいろいろと買った。帰国当日にイスタンブールでおみやげを買って、残りの現地通貨をCDにつぎ込むという感じ。なんだかんだで計29枚になるが、ほとんどジャケ買いに近い。全体としてはコンテンポラリーなジャズやクラブ系で、DOUBLEMOONというレーベルを中心に買っていたのだが、事前に現地の音楽シーンをつかんだ上で買っていくと、また違ったものが手に入ったのだろう。もし来年また行く機会があれば、今度こそきちんと調べてから行こう。
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・話を戻して、「SWITCH」に載るとは実にうらやましい。ずっと愛読している雑誌で、いろいろと影響も受けてきたので、これに載るというのはある意味"夢"である。以前抱いていた「ABCに自分が書いた本が置かれる」という夢は、半分(単著ではなく共著のため)実現したので、今度目指すのはこれか。
・「SWITCH」に載るとなると、やはりアーティスティックでなければならないのだろうが、今やっている仕事はそうなれるのだろうか。住まいのデザインの話ならかっこよくもなるが、住まいにまつわる諸問題の研究が、かっこよくみせられるとは思えない。もう一方のテーマである"まちづくり"も、アートとからんだものならともかく、普通のは泥臭いものだからなあ。しかもそれを研究している立場だと、なおさら難しい。
・行う意味や社会的意義があって、論理的かつ実証的にまとめられて、なおかつアーティスティックでかっこいい研究というのは、ありうるものだろうか?
・別に見栄えを気にしているわけではないが、やはり「見て美しい/楽しい」という要素は重要な気がする。その点、建築デザイン系の人達が行う、かっこよくて小回りのきく実践的な活動はうらやましくもある。あと、環境系の人達の取り組みとか。環境関係は、近年いろんなアーティストが関わるなど、アートとも親和性が高いし。それこそ、この雑誌に載っている坂本龍一氏とか小林武史氏のように。

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